「1円の節約は、1円の稼ぎに等しい」——ベンジャミン・フランクリンの言葉と、小遣いをちょっと得にした話

名言に学ぶ

有名投資家の言葉とこのシステムを見比べるシリーズ、2人目はベンジャミン・フランクリンです。

ベンジャミン・フランクリンが残した、有名な一節です。

節約した1円は、新たに稼いだ1円と同じ価値がある

という考え方です。

この言葉と、自分の話

これを聞いて思い出したのが、自分の小遣い(月3万円)を、持株会経由で受け取ることにした話です。

うちの会社の持株会には、拠出額に対して奨励金が上乗せされる制度があります。それなら、生活に直接関係のない小遣いでさえ、いったん持株会に組み込んでから受け取れば、実質的な受け取り額が奨励金分だけ増える。同じ3万円でも、経由地を変えるだけでちょっとお得になる、という工夫でした。

「小遣いまで最適化するのか」と自分でも思わなくもなかったのですが、フランクリンの言う通り、節約(この場合は「制度をうまく使うこと」)で生まれた差額は、新たに稼いだお金と同じ価値がある。そう考えると、この地味な工夫も、まっとうな行動だったんだなと、後から納得できました。

出典とされる本

この言葉は、フランクリンが刊行していた『Poor Richard’s Almanack(貧しいリチャードの暦)』に由来するとされています。処世術や倹約についての格言が多数収められた一冊です。

この暦自体の単独の日本語訳書は見当たりませんが、収録されている格言の中でも特に有名な「富に至る道」という一節は、岩波文庫『フランクリン自伝』に付録として収録されています。フランクリン自身の生涯とあわせて、その処世訓に触れられる一冊です。

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※本文中の引用は趣旨を要約したものです。正確な原文表現は書籍等でご確認ください。

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